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お互いのメリット・デメリットを徹底解説
「個人事業主」と「フリーランス」の違い、あなたは分かりますか?一見同じように見ますが、これらは異なるものになります。それぞれに特徴があり、メリット・デメリットがあります。そこで今回は、個人事業主とフリーランスの違いやお互いのメリット・デメリットについて解説していきます。
〈目次〉
1.フリーランスと個人事業主の違いとは?
1.1 フリーランス
1.2 個人事業主
2.お互いのメリット・デメリット
2.1 フリーランスのメリット・デメリット
2.2 個人事業主のメリット・デメリット
3.まとめ
1.フリーランスと個人事業主の違いとは?
フリーランスと個人事業主は、似て非なるものとなっています。まずは両者の違いについて解説していきます。
1.1 フリーランス
フリーランスとは、どの会社や団体にも属さず独自でクライアントと連絡を取るなど、請け負う仕事に応じて自由に契約する人のことです。言い換えると、自らのスキル・技能を提供することで生計を立てている、社会的に独立した存在とも言えます。
「フリーランス(Free Lance)」は、中世のフランスで行われていた制度が語源になったと言われています。その当時は、兵士を常に雇っていた訳ではなく、報酬に応じて戦に参戦し報酬を貰うという仕組みになっていたそうです。当時の主な武器として使われていたのが「槍」。つまり、自分が思い立った時に(フリー)槍(ランス)を持って戦いにいくという姿から、フリーランスという言葉に発展していったのではないかと考えられています。
今ではフリーランスになる方が多く見られるようになりました。代表的な職種としては、デザイナー、ライター、カメラマン、Web製作者、プログラマーなどが挙げられます。テクノロジーの発達により、個人が高性能な製品(カメラ、パソコンなど)を利用したり、インターネットを使って場所を選ばずに働くことができるようになりました。このような理由で、個人で働く人でも企業に負けないような力を手にする事ができるようになってきており、フリーランスの増加に繋がっているという訳です。
1.2 個人事業主
個人事業主とは、個人として独立し、反復・継続したビジネスを行なっている人のことを指します。つまり、フリマやネットオークションで物を売るなど一時的な所得を得ている人は個人事業主に当てはまりません。個人事業主になるためには、税務署に個人事業の「開業届」を提出し、受理される必要があります。つまり、フリーランスか個人事業主かはこの「開業届」を出したかどうかで決まるという訳です。この「開業届」は個人として独立した事業を始める証のようなものです。また、開業届を提出しないと罰則があるという訳ではありません。
2.お互いのメリット・デメリット
「フリーランスと個人事業主の違いは分かったけど、どっちを選択したらいいのか分からない」といった方も多いのではないでしょうか。しかし、どちらにもメリット・デメリットがあります。どんなメリット・デメリットがあるかを正しく理解し、自らの働き方を選択していきましょう。
2.1 フリーランスのメリット・デメリット
まずは、開業届を提出せず、フリーランスでいることのメリットやデメリットについて見ていきましょう。
中でも一番大きいのは自分の能力を活かした仕事ができるという点です。会社に勤めていると、自分のやりたいこと・得意なことが必ず回ってくる訳ではありません。得意でもない仕事をやらされて時間を無駄にしてしまうという恐れもあります。一方で、フリーランスになることで自分の全ての時間をスキルアップに当てる事ができます。そうすることで、収入アップや自由に使える時間を増やしていくことができます。
デメリットは会社や顧客に対する信用力が低いという点です。既にクライアントと安定して仕事ができている、人脈が十分広がっている場合なら問題ありません。ですが、いきなりフリーランスになろうとする方は苦労される事が多いでしょう。
2.2 個人事業主のメリット・デメリット
では次に、開業届を提出し、個人事業主として働くことのメリット・デメリットはどんなことが挙げられるのでしょうか。
最大のメリットとしては、青色申告承認申請書を申請できるという事です。この青色申告承認申請書は、個人事業主の最大の節税方法の1つと言われています。開業届を出していないフリーランスは利用できないですが、個人事業主として青色申告を活用すると最大65万円の控除が受けられます。
また、個人事業主は赤字の繰越が最大で3年間実施できます。事業は始めたてがとても大変ですが、売上が安定しない開業数年は大きなメリットがもたらされます。
デメリットとしては、簿記の知識や経理の知識が必要になってくるという点です。このような知識がないと、税金関連で大きな損をしてしまうことも珍しくありません。そのため、個人事業主になろうという方はまず知識を身につけてから独立すると良いでしょう。
3.まとめ
今回の記事では個人事業主とフリーランスの違いやお互いのメリット・デメリットについて解説しました。個人事業主でもフリーランスでも税金は納めなくてはならないため、節税ができる面を鑑みると個人事業主として働くことがオススメです。現状のあなたのビジネスの現在地や目指している部分を考えながら、フリーランスや個人事業主かを検討していきましょう。