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個人事業主が法人用クレジットカードを利用するメリットとは? 資金繰りにも役立つ法人用クレジットカード
個人事業主が法人用クレジットカードを利用するメリットとは?
資金繰りにも役立つ法人用クレジットカード
キャッシュレス化が進み現金を使わなくなっている現代。
個人用のクレジットカードを、事業のために使っている個人事業主は多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、法人用のクレジットカードです。
経費精算を効率よく行ってくれたり、ビジネスに役立つ付帯サービス・優待特典の利用ができたりなど、多くのメリットがあります。
今回は、個人事業主の法人用クレジットカードの利用について解説していきます。
〈目次〉
1.法人用クレジットカードは個人事業主も発行できる
2.個人事業主が法人用クレジットカードを持つメリット
2.1 経費の管理が楽になる
2.2 支払いの手間が省ける
2.3 ポイントが貯まる
3.法人用クレジットカードを持つ際の注意点
3.1 年会費がかかることが多い
3.2 確定申告の記帳方法に注意が必要
4.まとめ
1.法人用クレジットカードは個人事業主も発行できる
個人事業主も法人用クレジットカードを発行することはできます。
法人と名前がついていますが法人限定というわけではなく、法人の代表者や個人事業主が対象となるクレジットカードです。
法人用クレジットカードを利用することで得られるメリットはさまざまありますが、中には「法人が利用する」ことに特化したクレジットカードもあるので、個人事業主ではメリットが少ないものも存在します。
各カードの特徴やスペックを確認したうえで作成すると良いでしょう。
2.個人事業主が法人用クレジットカードを持つメリット
個人事業主が法人用クレジットカードを持つメリットを3つ解説していきます。
2.1 経費の管理が楽になる
法人用クレジットカードを作ると、事業で必要となる費用や経費の管理などがとても楽になります。
これは法人用クレジットカードを利用する最大のメリットと言っても過言ではありません。
個人的に利用しているクレジットカードを事業にも使っていると、プライベートなものと事業のものの管理が難しくなります。
そこで法人用のクレジットカードを持っておくと、プライベートと事業のお金が別々のカードとなり、管理がとても楽になります。
支払いを法人用のクレジットカード払いにすることで、明細書が支払い証明書の代わりにもできるので便利です。
2.2 支払いの手間が省ける
現金の支払いになると支払い分の金額を用意したり、銀行から引き出したりと、無駄な手間が生まれてしまいます。
法人用のクレジットカード払いにまとめることで、支払いの手間を大きく削減することができるのです。現在はキャッシュレス化が進んでおり、様々な場所でカード払いができるようになっています。
また、ネットで必要な物品を購入したり、移動費などが必要になったりする個人事業主にとっては、支払いをクレジットカードにまとめることで手間が省けます。
2.3 ポイントが貯まる
法人クレジットカードは通常のクレジットカード同様に、使うことでポイントが貯まるものがあります。
支払いが多い個人事業主にとっては、支払いをカード払いに切り替えるだけで効率よくポイントを貯めていくことができます。
また、ケースによっては、オフィスの家賃や通信費などの固定費もカード払いができるので、ポイントが貯まりお得に買い物に利用できたりします。
3.法人用クレジットカードを持つ際の注意点
法人クレジットカードを利用するのはメリットばかりではありません。注意点もあるので、把握したうえで法人用クレジットカードを検討しましょう。
3.1 年会費がかかることが多い
法人用クレジットカードは年会費がかかるものが多いです。
中には、高額な年会費のクレジットカードもありますので、場合によっては経営していくにあたり負担になってしまうことも考えられます。
事業を始めた当初は、年会費が無料、もしくは安いものを選び、事業の発展と共にカードをグレードアップしていくことをおすすめします。
3.2 確定申告の記帳方法に注意が必要
経費をクレジットカード払いすると、確定申告の記帳方法が異なるので注意が必要です。カードの引き落とし口座が個人用なのか、事業用なのかによっても記帳方法が異なります。
よくある間違えやすい点としては、リボ払いや分割払いの手数料は支払い手数料として、商品券やキャッシュバックは雑所得として処理をします。
確定申告の記載には注意をしましょう。
4.まとめ
個人事業主の法人用クレジットカードの利用について解説しました。
個人事業主でも法人用のクレジットカードは利用でき、メリットも大きいです。事業を行うにあたって、お金の管理や効率を高めることは非常に重要となります。
「個人用のクレジットカードでは管理に手間取ってしまう」という方は、法人用クレジットカードの作成を検討してみましょう。