ブログ
個人事業主でも賃貸審査に通る? 審査を通過するためのポイントを解説
個人事業主でも賃貸審査に通る?
審査を通過するためのポイントを解説
個人事業主になると、賃貸契約をするのに審査が厳しくなったり、手続きの工数が増えたりする様なイメージを持っていませんか?
今回の記事では、個人事業主の賃貸の審査の真相や通りやすくするためのポイントについて徹底解説していきます。
〈目次〉
1.個人事業主の賃貸審査は難易度が高い?
2.個人事業主で賃貸の審査に落ちる人
3.個人事業主で賃貸の審査に通るポイント
3.1 家賃の支払い能力の証明
3.2 預金の残高を示す
3.3 家賃をできる限り抑える
3.4 連帯保証人を立てる
4.まとめ
1.個人事業主の賃貸審査は難易度が高い?
個人事業主は、会社員に比べて社会からの信頼が低くなりがちです。収入の安定性が保証されていないため、賃貸審査においても難度が高くなってしまいます。
さらに開業してから1年も経っていないとなると、収入の安定を示せるものがないためさらに賃貸審査は不利になります。
2.個人事業主で賃貸の審査に落ちる人
個人事業主は社会的からの信頼が低くなりがちなので、開業して1年未満となると審査がとても厳しくなります。
また、賃貸審査は「家賃を払い続ける資金力はあるのか」という点を重点的にチェックされているので、所得はとても重要なチェックポイントとなるのです。
そのため、節税のために所得を少し落としている場合なども、審査に不利になってしまう可能性もあります。
3.個人事業主で賃貸の審査に通るポイント
個人事業主の賃貸審査の難しさについて解説してきましたが、個人事業主でも賃貸の審査が通りやすくなるポイントはいくつかあります。
賃貸の審査を受けようとしている方は、今から解説する4つがしっかり実施できているか確認しましょう。
3.1 家賃の支払い能力の証明
賃貸の審査で重要視されるのは家賃の支払い能力です。
個人事業主でも収入が安定していることを証明することができれば審査が通りやすくなります。
家賃の支払い能力を証明できる書類として、以下の書類を準備できると良いでしょう。
- 確定申告書の控え
- 納税証明書
- 所得税納税証明書
3.2 預金の残高を示す
収入が不安定になりがちな個人事業主は賃貸の審査に落ちやすいですが、物件によっては預金の残高を示すことによって審査を通過できることもあります。
基本的な目安として、家賃2年分の預金があれば審査が通ることがあります。
通常の審査では落ちてしまう場合は、預金の残高を審査の基準にしてくれる物件を探せると良いでしょう。
3.3 家賃をできる限り抑える
良いところに住みたいと考えて、少し奮発した家賃のところに住もうとする方もいますが、あまりおすすめはできません。
事業が順調にいけば問題ありませんが、収入によっては高い家賃だと負担になってしまうケースもあります。また、高い家賃になるとどうしても審査の基準が上がってしまいます。
自分に合った家賃の基準としては、月収の1/3もしくは、年収の30%以内に収まるものを基準にしてみましょう。
3.4 連帯保証人を立てる
連帯保証人を立てると信用度が上がり、個人事業主でも審査を通過できる可能性が高まります。
連帯保証人は、誰でもいいわけではありません。できるだけ一定の収入がある3親等以内の親族に連帯保証人になってもらいましょう。
もし連帯保証人がつけられない方は、保証会社を使ってみるのも良いでしょう。
ただし、保証会社を利用するにあたっても審査が必要になったり、別途保証会社の使用料金が加算されたりします。
それらを踏まえた上で、保証会社を利用するか検討しましょう。
4.まとめ
個人事業主の賃貸の審査の真相や通りやすくするためのポイントについて解説しました。
家賃を払い続けられる証明ができたり、連帯保証人や保証会社を利用したりすることで、賃貸の審査に通りやすくなります。
また、社会的な信用を上げるためにも「一定の収入を確保し続ける」というのを目標に動けると良いでしょう。
スムーズに物件を借りるために今回紹介した内容を参考にしてみてください。