ブログ
正しく売上目標を設定するには? 起業を成功させる目標設定のポイントを徹底解説
正しく売上目標を設定するには?
起業を成功させる目標設定のポイントを徹底解説
あなたは売上目標の設定は正しく行っていますか?
売上目標を設けることで、モチベーションが上がりビジネスに好影響を与えることもあれば、モチベーションが下がって悪影響が生じることがあります。好影響を与えるか、悪影響を与えるかは正しく売上目標を設定しているかが大きなポイントとなるのです。
今回の記事では、売上目標の意味と設定におけるポイントについて解説します。
〈目次〉
1.売上目標とは?
1.1 正しい売上目標を設定する重要性
2.売上目標を設定する際のポイント
2.1 最低限稼がなければいけない売上(粗利)を把握
2.2 根拠のある売上目標を立てる
2.3 過去のデータも確認して売上予測を立てる
2.4 立てた目標に対しての行動計画も立てる
3.まとめ
1.売上目標とは?
売上目標とは、定めた期間内に達成するべき売上金額や販売数などの数字のことです。
基本的には、上半期、下半期、四半期の3つから目標を設定します。売上目標を達成するためには、具体的な行動内容が必要となるため、1ヶ月ごとの目標値や行動内容を設定することが望ましいでしょう。
1.1 正しい売上目標を設定する重要性
正しい売上目標があると、行動の原動力となります。売上目標が高すぎる場合、続かず失速してしまう恐れがあったり、低すぎる場合、達成感が少なくなって後回しになったりする恐れがあります。
したがって、高すぎず低すぎず、正しい売上目標を設定することが重要です。正しい売上目標は、モチベーションを維持するために非常に重要となります。
2.売上目標を設定する際のポイント
ここからは具体的に売上の目標を設定する際のポイントについて解説していきます。
2.1 最低限稼がなければいけない売上(粗利)を把握
売上目標を設定する前に、最低限稼がなければいけない売上(粗利)を把握することが重要です。
利益を左右するのは、売上高から費用を差し引いた「粗利益」です。最低限稼がなければいけない粗利益を計算することで、その後の売上目標設定に役立ちます。
2.2 根拠のある売上目標を立てる
売上目標は、ただ単に過去の数字に近い数字を設定するだけでは意味がありません。根拠のある売上目標を立てることが大切です。
具体的には、市場調査や競合分析、自社の強みや弱みなどを考慮し、現実的かつ実現可能な目標を立てます。
2.3 過去のデータも確認して売上予測を立てる
過去のデータも確認することで、売上予測を立てることができます。
売上が伸び悩んでいる時期や伸びている時期、季節要因などを考慮し、売上目標を立てます。また、顧客層の変化や市場の変化を予測することも重要です。
2.4 立てた目標に対しての行動計画も立てる
売上目標を立てたら、それに向けての行動計画を立てることも必要です。
具体的には、商品やサービスの改善、営業活動の強化、マーケティング戦略の見直しなど、目標達成に向けたアクションを考えます。さらに、売上目標達成に向けたチームや個人の役割分担も考慮しておくと良いでしょう。
3.まとめ
今回は売上目標の設定について解説しました。
特に起業当初は、なんとなく目標を立てたがうまく売上が上がらない、目標を達成するためにどのように動けばいいのか分からない、といった個人事業主が多いです。
売上目標を設定する際のポイントを以下にまとめましたので、改めて確認してみましょう。
- 最低限稼がなければいけない売上(粗利)を把握
- 根拠のある売上目標を立てる
- 過去のデータも確認して売上予測を立てる
- 立てた目標に対しての行動計画も立てる
売上目標の設定によっては士気を高めることもできますし、間違えた設定をするとモチベーションを下げることにもなるほど大きなものになります。
ぜひ今回解説した内容をもとに売上目標の設定を行ってみてください。